ひろしま美術館
2017年11月15日
広島市の中心部にある、ひろしま美術館に行きました。
フランス近代絵画のコレクションで知られる同館へはかねてより行きたいと思っていたところ、私どもの法人の広島研修旅行の自由時間で実現しました。
4つの展示室には、ロマン主義から印象派、ポスト印象派、新印象主義、象徴主義、ナビ派、フォービズム、エコール・ド・パリまで、流れにそって画家たちの絵が配されていました。
それぞれの画家の「その画家らしい絵」が揃っていると聞いていたとおりで、1~2回見ただけでは立ち去りがたく、4~5回は繰り返し見たでしょうか。
江戸の琳派芸術
2017年11月10日
丸の内の出光美術館で開かれていた『江戸の琳派芸術』展に行ってきました。
美術館が所蔵する、酒井抱一とその弟子、鈴木其一に代表される江戸琳派の名品が揃った展覧会でした。
琳派好きにとっては堪らない作品の数々ですが、なかでも酒井抱一の銀地の紅白梅図屏風は近くで見ても、少し遠くから眺めてもすばらしいものでした。
絵に集中した後は、皇居を望めるスペースでお茶を飲みながらくつろぐのもまた堪らない時間です。
狩野元信 天下を治めた絵師
2017年11月3日
六本木のサントリー美術館で開かれていた「天下を治めた絵師 狩野元信」展に行きました。
室町時代にはじまる狩野派の始祖、狩野正信の子として生まれ、幕末まで続く狩野派の成長、繁栄への礎を築いたとされ、そのことがよくわかる展示でした。
この展覧会はサントリー美術館開館10周年記念展の一環で、美術館の所蔵品のほかにも、遠くはボストン美術館から来日した「白衣観音像」など各地から集められた貴重な名品揃いでした。