メアリー・エインズワース浮世絵コレクション
2019年5月26日
千葉市美術館で開かれていた『メアリー・エインズワース浮世絵コレクション-初期浮世絵から北斎・広重まで』に行きました。
この展覧会は、アメリカ人女性メアリー・エインズワース(1867-1950)が収集し、母校のオハイオ州オーバリン大学に寄贈した1500点以上の浮世絵のうちの特に優れた200点が初めて里帰りするものです。
コレクションは浮世絵の初期から幕末までが網羅され、鳥居清長や喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重などの作品をとても保存状態の良い状態で見ることができました。
没後170年記念 北斎 ―富士への道
2019年5月24日
原宿の太田記念美術館で開かれていた『没後170年記念 北斎 ―富士への道』展を見ました。
今年は北斎をはじめとする浮世絵の展覧会が各所で開かれており、これらを見るうちに浮世絵を常設展示している太田記念美術館へも行かなければと思い立ち、初めて訪れました。
今回の展示は富士山をテーマにしたもので、冨嶽三十六景のほか、北斎が様々な作品で描いた富士山を見ることができます。
また、2020年3月から切り替わる新様式のパスポートの各ページには冨嶽三十六景のうちの24点が印刷されるそうですが、その24点が紹介されていたのは興味深い展示です。
ひろしま美術館 再訪
2019年5月15日
広島市のひろしま美術館に行きました。2017年の秋以来、1年半ぶりの再訪です。
ちょうど、当館がポーラ美術館との共同企画のために印象派の主要なコレクションを貸し出していたことから再会できなかった絵画があった一方で、キスリングやピカソ、藤田嗣治などのコレクションをはじめて見られたことは幸運でした。