光陰礼讃 ― モネからはじまる住友洋画コレクション
2022年8月4日
六本木の泉屋博古館東京で開かれていた「光陰礼讃 ― モネからはじまる住友洋画コレクション」に行きました。
泉屋博古館東京のリニューアルオープンを記念して、第1弾の「日本画トライアングル 画家たちの大阪・京都・東京」に続く第2弾となる本展では、洋画のコレクションが展示されています。
今回は印象派のモネやルノワールから、明治・大正・昭和に活躍した日本画家たちの多彩な作品を見ることができます。
泉屋博古館東京へは、日比谷線の神谷町駅から緑道を通って行くことができます。暑い日でしたが木陰が続いていたおかげで涼しく感じました。
牧歌礼讃 / 楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン + 藤田龍児
2022年7月25日
東京ステーションギャラリーで開かれていた「牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児」展に行きました。
展覧会の概要によると、ヨーロッパと日本、20世紀前半と後半といったように、活躍した地域も時代も異なる二人の画家、アンドレ・ボーシャンと藤田龍児が共通して画題に選んだ自然の風景の作品を集めた企画です。
二人がそれぞれ戦争や病といった苦難を経てたどり着いた「癒しの絵画」とも呼ばれる穏やかな作品が展示されていて、懐かしさや安らぎを感じます。
見終えた後は丸の内北口を行き交う人をしばし眺めます。
ボテロ展 ふくよかな魔法
2022年7月18日
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれていた「ボテロ展」に行ってきました。
南米コロンビア出身のフェルナンド・ボテロの作品を集めた大規模な展覧会で、日本では26年ぶりだそうです。
ボテロの絵画の特徴は、描かれた人物も、動物も、静物さえもふくよかに膨張していて、その色彩とともに一度見たら忘れがたい印象を与えます。
またヤン・ファン・エイクやルーベンスといった西洋絵画の巨匠たちの名画も、ボテロの手にかかると不思議な変換を経て、オリジナルを残しつつも完全にボテロの世界の作品となり、見飽きることがありません。
ボテロは90歳になった今も制作活動を続けていて、ごく近年の水彩画もまとめて見られます。