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法人税減税と貸借対照表

2010年11月3日

 現在政府税調でも話し合われている法人税率の引き下げは、会社にどのような効果をもたらすのでしょうか?

 税率が引き下げられた場合を、貸借対照表から見てみましょう。最近になって明らかになった減価償却制度の見直しなど代替財源に関する項目は考慮していません。

 ここに、ある年度末の貸借対照表があります。 

減税

  この年度に対応する法人税のうち、決算日において支払っていないものは負債の部の「未払法人税等」に計上されます。

 また、税引後の当期純利益は、純資産の部の「利益剰余金」に含まれます。

 法人税率の引き下げが実現した場合、その引き下げにより減った法人税の額が、「未払法人税等」から「利益剰余金」にシフトすると言えます。

 「未払法人税等」の法人税は決算後2ヶ月以内に支払わなければならず、現金が会社から流出します。一方、「利益剰余金」であれば、会社がどのように使うか自由に決められます。貸借対照表からはこんな風に見ることができます。

鎌倉橋にて

2010年10月24日

 事務所の近くに鎌倉橋という日本橋川にかかる橋があります。

 今から81年前の昭和4年(1929年)に関東大震災の復興事業の一環として架けられたもので、橋の名は、日本橋川のこのあたりが江戸時代に鎌倉河岸と呼ばれていたことにちなみます。

 近くの案内板で知ったことですが、太平洋戦争中の昭和19年(1944年)11月、米軍の空襲で受けた機銃掃射の弾痕を橋の欄干に見ることができます。えぐれたコンクリートの欄干は恐ろしさを感じさせます。

 今、橋の南側では大手町の再開発の槌音が響いています。

貸借対照表は勘定式で

2010年10月7日

 日頃、会社の決算書を読む機会はどれくらいありますか?貸借対照表はどんな形をしていますか?ほとんどが次のいずれかでしょう。

               <A>                                   <B>  図版 

 

 

 

 

 

 

 Aは勘定式、Bは報告式と呼ばれます。これらのほかにも2期比較で表されるものもあります。

 これらはそれぞれ長所や理由があって選択されますが、決算書を読む場合には勘定式が優れているでしょう。

 それは、調達としての負債・純資産が右側、運用としての資産が左側で「対照」を成すことで、一目でその会社の状況や特徴がつかめるからです。

 もし、お手もとの貸借対照表が報告式でしたら勘定式も用意して(あるいは会計事務所から入手して)見比べて下さい。

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