-金融機関取引に強い-  税理士ブログ

ターナー展

2013年11月23日

 東京都美術館で開かれているターナー展に行きました。
 どちらかというと絵画後進国であった18世紀後半のイギリスに登場したターナーは、後に西洋絵画史上における風景画の巨匠と称され、イギリスの絵画の地位を飛躍的に高めたといわれます。
 これまでイギリス絵画にはあまり触れる機会がありませんでしたが、大回顧展が開かれるということで、この機会にと思いました。
 作品は、ターナーのコレクションとしては世界一と言われるテート美術館から約110点。
 私の好みは、当時海洋国家として覇権を確立したイギリスならではの海とそこに浮かぶ船の画の数々です。
ターナー

庄内藩の屋敷遺構が見つかる

2013年11月17日

 心惹かれるニュースがありました。私どもの事務所から直線距離で400メートルほどの場所にある大手町のビル建て替え現場で、江戸時代に庄内藩が構えていた大名屋敷の遺構が見つかったという新聞報道です。
 地下深くまで活用する近年のビルの跡地からの遺構発見とは、奇跡に近い感があります。
 庄内藩といえば、譜代筆頭の酒井家の領地。いやが上にも関心が高まります。建築主と教育委員会が一般公開してくれたら、と願います。意外と近くにあった江戸の歴史でした。

実抜計画と合実計画

2013年11月3日

 昨年12月12日のブログで紹介しましたが、私どもは「経営革新等支援機関」に認定されております。
 この経営革新等支援機関の制度は、中小企業金融円滑化法の期限切れと密接に関係しており、現状ではリスケジュールをしているため、金融検査マニュアルに定める不良債権にカテゴリーされる中小企業であっても、金融機関から新規の融資を受けられるよう税理士等の認定支援機関が支援事業を行うのが大きな柱です。
 具体的には、3年以内に金融検査マニュアルに定める「正常先」となるような「実現可能性の高い抜本的な経営再建計画」(「実抜計画」と通称されています)を策定することが求められます。
 ただし、この要件は中小企業にとっては厳しいため、より実現性の高い、3年以内に限らず計画期間の終業後に「正常先」または「要注意先」となるような「合理的かつ実現可能性の高い経営改善計画」(「合実計画」と通称されています)の要件を満たす計画を策定することで、その計画が「実抜計画」とみなされ、不良債権にカテゴリーされない仕組みになっています。
 私どもは、この実抜計画または合実計画を策定し、金融機関から事業の継続に必要な資金の融資を受けられるようお手伝いをしています。

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