北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
2024年6月2日
西新宿のSOMPO美術館で開かれている「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」に行きました。
北欧絵画といえばノルウェーのムンクが良く知られていますが、今回の展覧会は、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドに焦点を定め、それぞれの国立新美術館が所蔵するコレクションを展示する企画で、19世紀から20世紀初頭に活躍した国民的画家たちの作品が展示されていて、北欧絵画を知る貴重な機会になりました。
タイトルの「神秘」は、北欧の自然や神話を題材とした神秘性を帯びた作品が多いことに関係します。さまざまなジャンルの作品の中で私はどちらかというと幻想的な絵画に惹かれました。
メリー・ウィドウ(Die lustige Witwe)鑑賞
2024年5月26日
すみだオペラ第11回公演、F.レハールによる喜歌劇「メリー・ウィドウ」を鑑賞しました。
すみだオペラ合唱団の知人からの誘いで毎年出かけていて、私にとって「メリー・ウィドウ」は2015年の第4回公演以来です。
今回の公演は、良い音響で知られるすみだトリフォニーホールに会場を移しての公演で、ソリスト、合唱団、オーケストラが調和して素晴らしい内容でした。
また、演出には欠かせないグリゼットと呼ばれる踊り子のほか、バレエ、少年少女合唱団、マンドリンクラブの熱演も素敵でした。
すみだトリフォニーホールのロビーには今年3月に他界した船越桂氏の作品が置かれていました、
敦賀にて
2024年5月25日
福井県の敦賀を訪れました。
この春の北陸新幹線の延伸で話題となっている敦賀は、古代からの歴史が幾層にも重なる町です。
松尾芭蕉は「おくのほそ道」で元禄二年(1689年)8月にこの地を訪れ、大宝2年(702年)に創建されたと伝わる氣比神宮の神事にちなんで次の句を詠みました。
「月清し 遊行のもてる 砂の上」
2017年の富山県滑川以来、久しぶりに旅先が「おくのほそ道」でつながりました。
氣比神宮は参拝者が途切れません。
敦賀湾に面した気比の松原は憩いの場です。