江戸の狩野派展

江戸の狩野派展

2013年12月19日

 出光美術館で開かれていた『江戸の狩野派』展を観ました。
 狩野探幽が徳川幕府の御用絵師として江戸に進出して以降の探幽からはじまる江戸狩野派の名作が数多く展示されていました。
 展覧会の『江戸の』は、江戸時代の『江戸』と幕府が置かれた『江戸』のふたつの意味があることは、美術館に行ってやっと理解できました。
 仁清の茶碗がさりげなく置かれているなど、一緒に展示されていた江戸時代のやきものもまたすばらしいものでした。
江戸の狩野派

平成26年度税制改正大綱

2013年12月12日

 12月12日に与党において平成26年度税制改正大綱が決定されました。
 財政再建とデフレ脱却・経済活性化という大きな課題の間で、企業にとって期待された法人税率の引き下げは見送られ、復興特別法人税の廃止にとどまりました。
 今回の税制改正大綱は、6月10日のブログでも触れたとおり、前倒しされるという点でも期待していましたが、蓋を開けてみれば例年と同じタイミングということで改めて政治的な調整の難しさを感じました。

新税制対応 税金還付の実務75問75答

2013年12月1日

 このたび、私どもが2年前に手がけた『税金還付の実務75問75答』の改訂版を刊行しました。
 この2年の間には、国税通則法の改正により更正の請求の期間が延長されるなどの大きな環境の変化がありました。また、東日本大震災に伴う復興特別所得税や復興特別法人税といった新たな税が設けられています。
 本改訂においてはこれらの論点を盛り込み、かつ実務での重要度に応じてQの入れ替えをしました。
 また、税制改正で活用の範囲が広がる予定の即時償却制度を活用した戦略的な還付対策についての解説を試みました。
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税金還付の実務

2013年度『蔵前ベンチャー賞』・『蔵前特別賞』の授与式と記念講演会

2013年11月29日

 11月27日に母校の同窓会である蔵前工業会が主催する2013年度『蔵前ベンチャー賞』、『蔵前特別賞』の授与式と記念講演会に参加しました。
 今年の5月に蔵前工業会が組織である「蔵前ベンチャー相談室」のアドバイザーに登録されたのをきっかけに参加したものです。
 授与式では、庄山悦彦蔵前工業会理事長が授与をつとめられ、続いて受賞者による記念講演会がありました。非常に濃い内容の講演もすばらしかったのですが、その後の交流会は同窓ならではのあたたかい親交の場となり、これもまたすばらしいものでした。

ターナー展

2013年11月23日

 東京都美術館で開かれているターナー展に行きました。
 どちらかというと絵画後進国であった18世紀後半のイギリスに登場したターナーは、後に西洋絵画史上における風景画の巨匠と称され、イギリスの絵画の地位を飛躍的に高めたといわれます。
 これまでイギリス絵画にはあまり触れる機会がありませんでしたが、大回顧展が開かれるということで、この機会にと思いました。
 作品は、ターナーのコレクションとしては世界一と言われるテート美術館から約110点。
 私の好みは、当時海洋国家として覇権を確立したイギリスならではの海とそこに浮かぶ船の画の数々です。
ターナー

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