ジョルジュ・ルオー展
2015年12月24日
丸の内の出光美術館で開催されていたジョルジュ・ルオー展に行きました。
国内屈指のルオーコレクションからの「厳選した作品」とパンフレットにはうたわれていましたが、その作品数の多さと豊かさに驚きました。
これほどのルオーの絵画を一度に鑑賞したことはありません。ルオーよりも師匠のモローの方が好きな私にルオーの魅力を気付かせてくれた展覧会でした。
税制改正大綱かたまる
2015年12月11日
来年度の税制改正のおおもととなる税制改正大綱が自民・公明両党によってとりまとめられました。年内の閣議決定、年明けからの国会審議、法案の可決を経て新年度から順次改正が適用される見通しです。
今回の大綱でもっとも注目されたのは法人税率の引き下げでしょう。法人の利益に対する実効税率が20%台とはじめて30%を下回ることになり、黒字の法人にとっては朗報です。
身近なところでは、所得税において市販薬を1万2000円を超えて購入すると、その超えた部分の所得が控除される仕組みが新設されます。
私どもとしては、これらの適用を正しく受けられるようお客様のお手伝いをしてまいります。
「風景画の誕生」展~ウィーン美術史美術館蔵
2015年12月8日
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれていた『風景画の誕生』展に行きました。
名画のコレクションで知られるウィーン美術史美術館から「風景画」をテーマにした絵画が集められていました。歴史画や宗教画、神話画が主体であった伝統的な西洋絵画に風景画というジャンルを加えたとされる17世紀の絵画が、今やあたりまえに目にする風景画のルーツと知ることができたのは大きな収穫でした。日曜日でしたが比較的ゆったりと鑑賞できました。
「金銀の系譜」宗達・光琳・抱一をめぐる美の世界
2015年12月6日
世田谷の静嘉堂文庫美術館で開かれている『金銀の系譜 宗達・光琳・抱一をめぐる美の世界』展に行ってきました。
静嘉堂文庫美術館を訪れるのは今回が初めてです。世田谷の高台に位置し、雑木林が武蔵野の面影を残していると言われています。
展覧会の注目作品は俵屋宗達の「源氏物語関屋・澪標図屏風で、本格的な修理を経て10年ぶりに公開されたとのことです。
そのほかにも収蔵されている重要美術品のなかから琳派をテーマにした展示がされており、特に印象深かったのは酒井抱一の「波図屏風」で迫力満点でした。
「三井家伝世の至宝」
2015年11月28日
日本橋の三井記念美術館で開かれている「三井家伝世の至宝」展に行ってきました。
三井文庫開設50周年、三井記念美術館開館10周年に合わせて、三井家伝来の名品中の名品を展示する特別展です。
なかでも注目は円山應挙の「雪松図屏風」は六曲一双の屏風で、金地に水墨で松と雪を描かれており、冷たい空気と静けさが伝わってきました。
そのほかにも、三井家のコレクションを彩る茶道具や能面も見ものでした。