特別展 国宝・燕子花図屏風

特別展 国宝・燕子花図屏風

2023年5月20日

 南青山の根津美術館で開かれている「特別展 国宝・燕子花図屏風」に行きました。
 毎年、庭園のカキツバタの咲く頃に展示される「燕子花図屏風」を今年も見ることができました。
 今回の企画は、光琳の「燕子花図屏風」を中心として同時代に描かれた作品が展示され、近世絵画の光琳前と光琳後の移り変わりをたどれる内容でした。

国宝燕子花図屏風

当日は好天に恵まれ、庭園のカキツバタは見頃を迎えていました。
庭園のカキツバタ

令和5年神田祭

2023年5月14日

 私どもの事務所は千代田区内神田にあり神田明神の氏子町です。神田祭は隔年で斎行されるならわしですが、一昨年はコロナ禍のため中止になりました。今年は令和元年から四年ぶりの斎行で、コロナ後の日常を取り戻す象徴のひとつと言えるでしょう。
 こちらは氏子町神輿神霊入れの日の様子です。

氏子町神輿神霊

こちらは神輿宮入の日に各町会の神輿が発つ前の様子です。
神輿宮入前

こども神輿も見事です。
こども神輿

ルーヴル美術館展 愛を描く

2023年5月10日

 六本木の国立新美術館で開かれている「ルーヴル美術館展 愛を描く」に行ってきました。
 ルーヴル美術館のコレクションのうち、西洋絵画における多様な愛の表現がを集めた企画で、16世紀から19世紀半ばまでの画家たちが描いた作品を見ることができます。
 展示品のうち、数においても内容においても最も充実していたのは18世紀のロココ様式から19世紀はじめの新古典主義・ロマン主義までのフランス絵画です。このコーナーではルーヴルのなかでも名品といわれるものを見ることができます。
 会場の一部の作品は撮影が可能で、次の写真中にあるフランソワ・ジェラールの『アモルとプシュケ』などもその一枚です。
ルーブル美術館展
 

東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密

2023年4月10日

 竹橋の東京国立近代美術館で開かれている「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」に行きました。
 開館70周年を記念し、明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち、重要文化財に指定された作品のみを展示するという展覧会で、当館が所有する重要文化財の全てを見られるというまたとない機会でした。
 当館以外からも数多くの作品が集まっていて、これらはそれぞれのコレクションの中でも「重要」な作品であることは言うまでもありません。
入口の看板
 パネルは左が高橋由一の『鮭』、右が高村光雲の老猿です。
展覧会パネル
 館から望む大手町方面です。
竹橋から大手町方面
 当日はあいにくの雨でしたが、北の丸公園を散歩すると椿がきれいに咲いていました。
ピンクの椿

マリー・ローランサンとモード

2023年4月3日

 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている「マリー・ローランサンとモード」展に行きました。
 第一次大戦後のパリというレザネフォル(狂乱の時代)の空気の中で活躍したマリー・ローランサンの絵と、同時代に活躍したココ・シャネルのモードを主題としています。
 展覧会ではローランサンの優れた作品が内外から集まっています。中でも、ちょうど100年前に描かれたシャネルの肖像画『マドモアゼル・シャネルの肖像』(オランジュリー美術館)は、シャネルが気に入らず、またローランサンが描き直しに応じなかったというエピソードで知られ、実際に目にすることができたのは幸いでした。
 また、当時のシャネルによるドレスや、長年にわたりシャネルのデザイナーを務めたカール・ラガーフェルドによるドレスの展示など絵画だけにとどまらない企画でした。
ローランサン展入口
ローランサン展ポスター

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