内藤コレクション 写本 いとも優雅なる中世の小宇宙

内藤コレクション 写本 いとも優雅なる中世の小宇宙

2024年8月25日

 上野の国立西洋美術館で開かれている「内藤コレクション 写本 いとも優雅なる中世の小宇宙」に行きました。
 内藤コレクションについては以前にも触れましたが、今回はコレクションの大多数が展示されるということで期待をして出かけました。
 聖書や詩編集、時祷書、聖歌集など印刷技術がなかった時代の中世ヨーロッパで発展してきた細密な写本を詳しい解説とともに見ることができました。まさに小宇宙ということばどおりです。
内藤コレクション写本

内藤コレクション 写本 いとも優雅なる中世の小宇宙エントランス
猛暑で前庭を歩く人はまばら。
西洋美術館前庭
常設展の途中で本館と新館に囲まれた中庭を見ながら休憩します。
西洋美術館中庭

TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション

2024年8月12日

 竹橋の国立近代美術館で開かれている「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」に行きました。
 TRIOとは、Tokyo、PaRIs、Osakaを組み合わせたもので、当館、パリ市立近代美術館、大阪中之島美術館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組んで展示するというおもしろい企画です。
 作品数が多いこと、日本と海外の画家の作品がトリオで組み合わされていること、それぞれの美術館が誇る名作が展示されていることが本展の特長で、飽きることなく観ることができました。
TRIO展
竹橋から大手町方面

デ・キリコ展

2024年8月4日

 上野の東京都美術館で開かれている「デ・キリコ展」に行きました。
 ジョルジュ・デ・キリコといえばマネキンを描いた作品がまず思い浮かびます。今回は、そのデ・キリコの大規模な個展で、初期から晩年に至る作品が集まっていて実に見応えがありました。
 「形而上絵画(Metaphysical painting)」と呼ばれるジャンルを確立したデ・キリコはシュルレアリスムの先駆けとされますが、それだけにとどまらず、デ・キリコ自身が古典から印象派までの幅広いジャンルから大きな影響を受けたことが展示作品から良くわかり、一方で現代美術に与えた影響の大きさも良くわかりました。
デ・キリコ展
デ・キリコ展会場内パネル

内神田一丁目計画-その5

2024年7月26日

 事務所の近くで進んでいる「内神田一丁目計画」の近況です。
 鉄骨の組み立てが始まったことは6月13日にお知らせしたとおりですが、階数がだんだん高くなり、旧建物解体後に見えていた日銀本店や、JRの電車が鉄骨に遮られて見えなくなりました。とはいえ、2年以上にわたって日銀ビュー、電車ビューを楽しむことができたことに感謝。
内神田一丁目計画の最新
日銀が見えていたころ。
内神田一丁目計画
見えていたころの日銀方面をズームしたところ。右に本館、左に新館が見えます。
拡大図 日銀

ブランクーシ 本質を象る

2024年7月23日

 京橋のアーティゾン美術館で開かれていた「ブランクーシ 本質を象る」展に行きました。
 ブランクーシの作品をまとめて見られる機会はなかなかないので行く前から楽しみしていた展覧会です。
 会場には国内外の美術館から作品が集まっていて、あの美術館のあの場所に展示されていたのを見たことがある、と思いだせるものがありました。また、彫刻だけにとどまらない展示からはブランクーシのこれまで知らなかった一面を知ることができました。
ブランクーシ展パネル
当館のブランクーシ作品といえばこれ。温かさがあふれています。
ブランクーシ展ポスター
隣の戸田ビルはいよいよ9月竣工予定だそうです。
アーティゾン美術館と戸田ビル

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