ピエール・ボナール展
2018年12月19日
六本木の国立新美術館で開かれていた「ピエール・ボナール展」に行ってきました。
ナビ派の画家として知られているピエール・ボナールの大回顧展で、オルセー美術館ほか国内外のコレクションが多数集結していて、昨年の「オルセーのナビ派展」の展示作品の再来日もありました。
本国フランスでは近年ナビ派の評価が高まっているとのことで、その高まりを身近で見られることに感謝しながら過ごす時間でした。
2018年度『蔵前特別賞』及び『蔵前ベンチャー賞』授与式と記念講演
2018年12月15日
母校の同窓会が主催する2018年度『蔵前特別賞』及び『蔵前ベンチャー賞』授与式と記念講演に参加しました。
毎年12月に授与式が行われており、2年ぶりに参加しました。今回、蔵前ベンチャー賞に選ばれた4社のうち2社が中国、1社がドイツからの学生・研究者のOBが起業したという点が特徴です。
蔵前特別賞に選ばれた㈱ぐるなびの滝久雄会長、三島良直前学長の講演もまたたいへん興味深く、すばらしいものでした。
記念講演後には交流会が開かれ、受賞者のお話を聞いたり、親交のある先輩や、私がアドバイザー登録をしている蔵前ベンチャー相談室の方とお話ができるのもまた楽しい時間でした。
横山崋山
2018年12月10日
少し前のことですが、東京ステーションギャラリーで開かれていた「横山崋山」展に行ってきました。
横山崋山は江戸時代後期の京都で活躍した絵師で、今まで名前さえ知りませんでしたが、今回の展覧会では多くのことを知ることができました。
たとえば、曽我蕭白に傾倒し、岸駒に入門したこと、没後しばらくは著名であったこと、その名が夏目漱石の『坊ちゃん』に登場したこと、明治時代に多くの作品が海外に渡ったことなどです。
確かな筆致による多彩な領域の作品群を見ることができたのに加え、幅が約30メートルにわたる「祇園祭礼図巻」に描きこまれた山鉾や人物の細密な描写には驚くばかりです。これからはきっと目にする機会が増えるでしょう。
京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-
2018年12月1日
六本木のサントリー美術館で開かれていた「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-」に行ってきました。
展示室には醍醐寺の貴重な寺宝が予想をはるかに超えるスケールで展示されていました。ジャンルも仏像や仏画を中心に、歴史的に貴重な資料や書跡など、日本史に興味があるひとにとってはこたえられない展示品の数々です。
モネの池
2018年11月18日
このたび岐阜へ帰郷した際に、少し足を延ばして関市にある通称「モネの池」に行ってきました。
印象派の画家クロード・モネが晩年に住んだジヴェルニーの庭園にちなんで名づけれたその池は、湧水の澄んだ水に睡蓮の葉が浮かび、時折鯉が目の前を横切るのも見られ、たくさんの人で賑わっていながらも幻想的な雰囲気に満ちていました。
案内板は3か国語対応です。