河鍋暁斎 その手に描けぬものなし
2019年4月12日
六本木のサントリー美術館で開かれていた「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」展に行ってきました。
河鍋暁斎の展覧会に行ったのは、2015年8月に三菱一号館美術館で開催された河鍋暁斎展以来のことです。
今回も粒ぞろいの作品揃いです。展示からはあらゆる画のジャンルで発揮された暁斎の多才ぶりが伝わってきます。
六本木ミッドタウン館内のパネルは思わずほほえんでしまいます。
新・北斎展
2019年4月4日
六本木の森アーツセンターギャラリーで開かれていた新・北斎展に行ってきました。
90歳で没するまで現役で描き続けた葛飾北斎の、生涯を通して変わり続けた画風をたどることができる展覧会でした。
展示の中には、行方がわからなくなっていて近年再発見された肉筆画など、貴重な作品を見ることもできました。
見終わった後はギャラリーのある52階から遠くを眺めます。西の方には建築中の国立競技場の屋根が見えました。
フィリップス・コレクション展
2019年3月13日
丸の内の三菱一号館美術館で開かれていた「フィリップス・コレクション展」に行ってきました。
ワシントンD.C.にあるフィリップス・コレクションから来日した、創設者のダンカン・フィリップスが丹念に集めた作品を多くみられます。新たな作品を手に入れるために手元の作品を手放したというエピソードを知って、一つ一つの作品がいかに大切に集めれたかが伝わる展示でした。コレクションは収集した作品のほかに寄贈を受けたものもありますが、それらも良いものばかりです。
途中の中庭の眺めにはいつも癒されます。
ムンク展 共鳴する魂の叫び
2019年3月1日
上野の東京都美術館で開かれていた「ムンク展 共鳴する魂の叫び」展に行ってきました。あの「叫び」の一枚がオスロ市立ムンク美術館から来日するということで話題性は抜群です。展示では約60点の作品を一度に見られ、ムンクの画業や生きた時代を知るうえでとても重要な展覧会でした。
国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティックロシア
2019年2月20日
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれていた「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」に行ってきました。Bunkamura30周年ということで、ロシアの国立トレチャコフ美術館が所蔵するロシアの作家による粒よりの作品が展示されていました。
これまで断片的にしか知らなかったシーシキン、レーピン、クラムスコイといったロシアを代表する画家の作品を見られたこと、その他の主要な作家の作品を見られたことはロシア美術の理解を深めるのにとても役に立ちました。
中でも風景画は、ロシアの大地を感じさせる作品が揃っていました。