マリーナ・タバサム・アーキテクツ展:People Place Poiesis(ピープル プレイス ポイエーシス)
2026年2月11日
南青山のTOTOギャラリー・間で開かれている『マリーナ・タバサム・アーキテクツ展』を見ました。
当ギャラリーへは初訪問で、たまたま近くを通りがかった際に見つけたので迷わず入りました。
展覧会は建築家マリーナ・タバサム氏が率い、バングラデシュのダッカを中心に活動をしているマリーナ・タバサム・アーキテクツの活動を紹介するものです。
都市部の建築だけではなく、洪水に見舞われる地域で用いる可動式の住宅などから活動の幅広さ、社会へとの繋がりを感じる展示でした。
また、建築に関する書物を中心に集めたミュージアムショップは、建築に詳しくない私でも時間を忘れるくらい楽しめました。


フランドル聖人伝板絵―100年越しの“再会” フルーニング美術館・国立西洋美術館所蔵
2026年2月3日
上野の国立西洋美術館で特別展示されいたフランドル聖人伝板絵を見ました。
当館が所蔵する『聖ヤコブ伝』とブリュージュ(ブルッヘ)のフルーニング美術館(グルーニング、フルーニンヘ)が所蔵する『聖ヤコブおよび聖ヨハネ伝の諸場面』が並べて展示されています。
16世紀に描かれたこの2点は、100年以上前にはロンドンの同じ画廊にあったそうです。その後分かたれて、それぞれ西洋美術館とフルーニング美術館のコレクションになり、今回の展示は約100年ぶりの再開という珍しい機会です。調査によって、この2点が同一の祭壇装飾ないし連作に属したものであることもわかったということで興味は尽きません。

ブリュージュ・フルーニング美術館

フルーニング美術館近くの運河

オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語
2026年1月22日
上野の国立西洋美術館で開かれている「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」に行きました。
印象派の画集に掲載されるようなバジールの『バジールのアトリエ』マネの『エミール・ゾラ』、ルノワールの『ピアノを弾く少女たち』など、オルセー美術館の重要な作品をまとめて見られる貴重な機会です。
屋外制作は印象派を象徴する一面ですが、本展では『室内』をテーマにしていて、室内で描かれた肖像やインテリアからは当時の画家たちが何に関心を持っていたかが伝わってきてとても興味深いものです。


ゆったり展示室が配置されたオルセー美術館。

モーリス・ユトリロ展
2026年1月17日
しばらく前のこと、西新宿のSOMPO美術館で開かれていた「モーリス・ユトリロ展」に行きました。
国内外のユトリロコレクションが約70点集結していて、とても見ごたえがありました。
ユトリロの画業は「モンマニー時代」「白の時代」「色彩の時代」という変遷をたどるのだそうですが各時代の作品の数々を見ることができる貴重なものです。


物語る黒線たち デューラー 「三大書物」の木版画
2026年1月6日
上野の国立西洋美術館で開かれていた「物語る黒線たち デューラー 「三大書物」の木版画」展に行きました。
アルブレヒト・デューラーといえば、北方ルネサンスの巨匠と称されますが、本展はデューラーみずからが出版者となって刊行された『黙示録』『大受難伝』『聖母伝』の木版画群が一挙にすべて公開されるという見逃せない機会です。
デューラーの木版画では『黙示録』の《四人の騎手》を何度か見たことがありましたが、完本の形で見られたことが信じられないくらいです。この三大書物が当館のコレクションとして揃ったのはつい最近のことのようです。






