感動を与えるサービスに出会いました

感動を与えるサービスに出会いました

2010年12月23日

 先日腕時計をオーバーホールに出しました。クォーツであっても長く使いたいものはオーバーホールが望ましいようです。

 インターネットで事務所から歩けるところにオーバーホールの専門店を見つけ、価格もリーズナブルなので連絡した上で愛用の時計を持ち込みました。

 お店のカウンターで店員(あとで責任者であることがわかりました)が、時計の裏蓋を開け、いろいろなことを丁寧に説明してくれました。ここまでの一連の印象で預けることを決めました。

 実はこの後に感動を与えるサービスが待っていました。お店探しの予備知識で預ける期間は少なくとも一ヶ月以上を覚悟していたところ、「年内は何日まで仕事ですか?」と聞かれ、なぜそんなことを聞くのだろうと思いながら仕事納めの日を答えたところ、なんとその日までに仕上げてくれるとのこと。

 そして、ものを預けるときに通例の両者でキズなどを確認する作業も、事務的に行われるのではなく、しばらくしてからその作業がされていることに気付くくらいの自然さでした。

 このさりげなくスマートなやりとりに、ほんの20分くらいでファンになってしまいました。できあがりはもう少し先ですが、満足することはほぼ間違いないでしょう。

早起きは三文の徳

2010年12月18日

 今週のことです。その日の朝は少し早く事務所に行く必要がありました。7時前に大手町の駅を降りて通路を歩いていると、かつて職場でお世話になった先輩に出会いました。びっくりしました。お会いするのはおよそ15年ぶりです。その場で近いうちの再会を約しました。

 早起きは三文の徳の話でした。

常用漢字の追加と漢字かな交ぜ書き

2010年12月14日

 先頃告示された新たな「常用漢字表」は、昭和56年以来29年ぶりの改定だそうです。

 新たに追加された196文字を眺めていると、漢字かな交ぜ書きから解放される熟語がいくつも見つかります。

 思いつくままに挙げると、真摯(真し、かっこ内は交ぜ書き)、破綻(破たん)、痕跡(こん跡)、親戚(親せき)、冥利(みょう利)、語彙(語い)、軽蔑(軽べつ)、溺愛(でき愛)、恣意(し意)、汎用(はん用)、痩身(そう身)、面罵(面ば)、牙城(が城)、危惧(危ぐ)、好餌(好じ)、失踪(失そう)、訃報(ふ報)、含羞(含しゅう)、玩具(がん具)、進捗(進ちょく)、焦眉(焦び)などなど。 

 常用漢字は、法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安を示すものであって、科学、技術、芸術その他の各種専門分野や個々人の表記にまで及ぼそうとするものではないとされていますが、日頃目にすることが多い報道や法令で使われる漢字が追加されることは交ぜ書きの例を見ても歓迎です。

 ワープロソフトにはちゃんと、交ぜ書きしない変換と交ぜ書きする変換の2つが組み込まれていることに初めて気づきました。現行ソフトでは、たとえば、「がじょう」の変換候補には「牙城」と「が城」が挙がります。

小石川後楽園にて

2010年11月28日

 紅葉が見ごろを迎えた小石川後楽園に行ってきました。

 入園するとすぐに公園の外から大きな音の音楽が聞こえてきました。隣の東京ドームからでしょうか。

 静かな錦秋の公園を期待していたので少し残念です。ここに限らず、いろいろな施設が密集している場所ではどこでも起こりうることで仕方がないことと思いつつ......。

 園内は、あちこちのモミジが見事でした。

あと14周

2010年11月25日

 今年の年頭に皇居の周回コースを20周することを事務所内で宣言しました。しかしながら、これまでのところ6周しかしていません。あと14周を今年の残り36日間で周る計算です。

 14周も残った原因は、11月に着手(着足?)したことです。365日で20周という何でもないことが、2か月足らずで20周というやりくりが少し必要な状況に自ら追い込んでしまいました。

 このあたりは仕事と一緒で、着手の大切さを痛感しながら周っています。一方で、宣言の内容が、結果ではなく行動を、そして測定できるものとして良かったと感じています。これも仕事と一緒ですね。

 負け惜しみになりますが、季節的に晴れが多く、コース上の木々は深まる秋を楽しませてくれます。

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