経友会主催講演会「電子立国は、なぜ凋落したか」
2016年10月13日
先頃、経友会が主催する講演会を聴きました。経友会とは、母校の経営工学科の同窓会のことで、私にとっては卒業(入会)後ちょうど25年目の節目です。
講演の内容は、元日経エレクトロニクス編集長で、東京大学大学院工学系研究科教授などを歴任された西村吉雄氏による「電子立国は、なぜ凋落したか」です。
我が国における電子産業の生い立ちから盛衰がさまざまなデータをもとに分析されていて、1時間半の講演時間があっという間に過ぎました。自国の産業の凋落は、できれば耳をふさいで聴きたくないものですが、企業経営にとって普遍的な教訓がたくさんあり、ともすれば固定観念にとらわれがちな思考を見直す貴重な機会を与えられました。
東京事務所移転7周年
2016年10月5日
本日5日で、東京事務所を現在の千代田区内神田に移転して満7年になります。
お客様、関係する皆様からのご支援があってこの日を迎えることができました。厚く御礼を申し上げます。
事務所から見える大手町のビル群はこの7年間絶えず建て替えが進んでいて、今も新しいビルが建ちつつあります。変化に負けず、これからもお役に立てるよう取り組んでまいります。
『アカデミア美術館蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち』展
2016年10月2日
六本木の国立新美術館で開催されていた、『アカデミア美術館蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち』展を見てきました。
かつて地中海交易で繁栄したヴェネツィアで、ルネサンス期に活躍した画家たちの作品がアカデミア美術館から来ました。
迫力満点のティツィアーノの受胎告知のほかにも、色彩のヴェネツィアを感じさせる巨匠の名画の数々を存分に楽しめます。
ポンピドゥー・センター傑作展
2016年9月15日
上野の東京都美術館で開かれている、ポンピドゥー・センター傑作展に行ってきました。
展示は1906年から1977年までの1年ごとに1作家の1作品を紹介するというおもしろいもので、よく知っている作家から、今回初めて作品に触れる作家まで多様です。
難解であったり取っつきにくかったりする現代美術の作品のなかで、レオナール・フジタの猫をあやす自画像などはホッとする一枚です。
大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで
2016年9月10日
両国の江戸東京博物館で開かれていた「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」を見てきました。
展示テーマに加えて、夏休み期間中ということで親子連れで大変賑わっていましたが、展示内容は大人の鑑賞に堪えられるものです。
室町時代の土佐光信によるものとされる「百鬼夜行絵巻」などは、細密な筆致、色彩や物語性で見ていて飽きることがありませんでした。