燕子花図と夏秋渓流図

燕子花図と夏秋渓流図

2017年5月27日

 南青山の根津美術館で開かれていた「燕子花図と夏秋渓流図」展を見ました。
 毎年、燕子花の時期に展示される尾形光琳の「燕子花図屏風」とともにメインに選ばれたのは、光琳の約140年後に活躍した鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」です。
 ここ数年は年中行事のようになっているこの時期の根津美術館行きは、「燕子花図屏風」との再会もさることながら庭園の散策も楽しみの一つです。
光琳
燕子花

絵巻マニア列伝

2017年5月25日

 六本木のサントリー美術館で開かれていた「絵巻マニア列伝」に行ってきました。開館10周年を記念して開かれる5つの企画展の初っ端です。
 絵巻を愛し、パトロンでもあった平安末期から江戸までの「絵巻マニア」たちゆかりの作品が時代ごとに展示してあります。
 作品のすばらしさもさることながら、絵巻の貸し借りを記した日記の展示も当時の絵巻の世界を知る上で大変興味深いものでした。
絵巻マニア列伝
 

平成29年神田祭

2017年5月14日

 私どもの事務所の所在地である千代田区内神田は神田明神の氏子町にあります。隔年が恒例の神田祭は今年が斎行の年です。
 一週間にわたって続く祭の中でも、朝から夕方まで続く大小200を超える神輿の宮入は圧巻です。
神田祭
神田祭2
 

「動物集合」 Animals,Animals,Animals,From the Museum Collection

2017年5月12日

 千代田区北の丸公園にある東京国立近代美術館工芸館で開かれている「動物集合」展を見ました。
 この工芸館は明治43(1910)年に近衛師団司令部庁舎として建築された建物をそのまま生かして、内外のすぐれた工芸を展示する目的で設立されたものだそうです。
 今回の展示のテーマはあらゆる生き物が登場する工芸を集めた特別展でした。なかでも鈴木長吉の「十二の鷹」シリーズからの3作品は精緻な技巧で、しゃがんだり、立ち上がったり、どの角度から見ても感動を与えてくれました。
工芸

スケーエン:デンマークの芸術家村展

2017年4月24日

 上野の東京国立西洋美術館で開催されている「スケーエン:デンマークの芸術家村展」を見ました。
 日本とデンマークとの間で外交関係が樹立して150周年の記念として企画されたとのことです。
 スケーエン(スカーイェン)とはデンマーク最北端に位置する地名で、かつてその独特な風土が北欧各国から画家達を呼び寄せ芸術家村をなしていたそうです。
 地図を見るとユトランド半島の先端から更に突き出ている半島です。今回の展覧会のジャンルはスケーエンにおける風景画や労働の様子などが中心で、その中でも風景画が印象に残りました。
スケーエン
  

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