「神の宝の玉手箱」展

「神の宝の玉手箱」展

2017年8月22日

 六本木のサントリー美術館で開かれていた「神の宝の玉手箱」展に行きました。
 サントリー美術館開館10周年記念展の一環で、修復後初公開となる国宝「浮線綾鈿蒔絵手箱」が一番の話題作です。
 「手箱」の誕生からその移り変わりを展示内容で知ることができたのはとても勉強になりました。また、昔から玉手箱といえは秘めやかな印象を与えてきたのは、個人の大切な品を入れていたためという点もよく納得できました。
 このような歴史的なこともありますが、目の前の玉手箱の金や螺鈿の細工の美しさには思わず見とれてしまいます。
神の宝の玉手箱
 

水墨の風-長谷川等伯と雪舟

2017年8月15日

 丸の内の出光美術館で開かれていた「水墨の風 長谷川等伯と雪舟」展に行ってきました。
 展覧会では中国から渡ってきた水墨画のほか、室町時代から桃山時代にかけての画が展示されています。
 雪舟や等伯の画はもちろん、それぞれの画に描き込まれた題材、山や草木そして水の表現、鳥獣の表現には思わず見入ってしまいます。
水墨の風
 

スカイツリーからe-Tax

2017年7月20日

 東京スカイツリーからはいろいろなものが見えます。先日展望台に登った際に撮ったのが下の写真です。
 見慣れたマークは国税庁が推進するe-Taxのキャラクター「イータくん」でした。イータくんが屋上に陣取るのは本所税務署。
 立地を生かした広報の形に感心しました。
スカイツリーから

ブリューゲル「バベルの塔」展

2017年7月8日

 上野の東京都美術館で開かれていたブリューゲル「バベルの塔」展に行ってきました。
 正式な展覧会名は、『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ―ボスを超えて―』と長いもので、それぞれに重要な意味が込められています。
 まず、『ボイマンス美術館』は正式には「ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館 (Museum Boijmans Van Beuningen) 」といい、オランダのロッテルダムにある美術館とのこと。
 次に、『ブリューゲル「バベルの塔」16世紀ネーデルランドの至宝』は、そのボイマンス美術館が誇るピーテル・ブリューゲルの傑作。
 最後に、『ボスを超えて』のボスは、ヒエロニムス・ボスのことで、ボスの作品に影響を受けたブリューゲルがそのボスを超えたという意味でしょうか。
 ボイマンス美術館蔵のブリューゲルの「バベルの塔」と世界的に希少なボスの2作品を見ることができたのは幸運でした。
バベルの塔

ランス美術館展

2017年7月2日

 西新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で開かれていた「ランス美術館展」に行ってきました。
 フランスのシャンパーニュ地方にあるランス美術館から約70点のフランス絵画が来日しました。ランス美術館はシャンパンで財を成した人たちのコレクションで有名らしく、そのことだけでもなにやら楽しい気持ちになります。 
 私にとっての見所はランスに眠る藤田嗣治の貴重な素描作品の数々です。聖母像も見応えがありました。
ランス美術館展
 見終わったあとの高層ビルからの景色もまた日常とは違い新鮮です。
損保ジャパン 

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