内神田一丁目計画-その3
2024年6月13日
私どもの事務所の向かいで進行中の「内神田一丁目計画」の地上部分の鉄骨の組み立てが始まりました。
この2年間は、ちょうど2年前の様子を見るとわかるとおり、地上部分に目立った変化はありませんでした。しかし、ひとたび鉄骨の組み立てが始まると、みるみる高くなって行くのがわかります。
このため、旧建物取り壊し後に期間限定で見えていた日銀本店や、東京駅と神田駅間を走るJRの電車も、建築中の建物に遮られて見えなくなりつつあります。
日本橋川にかかる人道橋は目立った動きはありませんが、北岸には船着き場が完成しました。
北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
2024年6月2日
西新宿のSOMPO美術館で開かれている「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」に行きました。
北欧絵画といえばノルウェーのムンクが良く知られていますが、今回の展覧会は、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドに焦点を定め、それぞれの国立新美術館が所蔵するコレクションを展示する企画で、19世紀から20世紀初頭に活躍した国民的画家たちの作品が展示されていて、北欧絵画を知る貴重な機会になりました。
タイトルの「神秘」は、北欧の自然や神話を題材とした神秘性を帯びた作品が多いことに関係します。さまざまなジャンルの作品の中で私はどちらかというと幻想的な絵画に惹かれました。
メリー・ウィドウ(Die lustige Witwe)鑑賞
2024年5月26日
すみだオペラ第11回公演、F.レハールによる喜歌劇「メリー・ウィドウ」を鑑賞しました。
すみだオペラ合唱団の知人からの誘いで毎年出かけていて、私にとって「メリー・ウィドウ」は2015年の第4回公演以来です。
今回の公演は、良い音響で知られるすみだトリフォニーホールに会場を移しての公演で、ソリスト、合唱団、オーケストラが調和して素晴らしい内容でした。
また、演出には欠かせないグリゼットと呼ばれる踊り子のほか、バレエ、少年少女合唱団、マンドリンクラブの熱演も素敵でした。
すみだトリフォニーホールのロビーには今年3月に他界した船越桂氏の作品が置かれていました、
敦賀にて
2024年5月25日
福井県の敦賀を訪れました。
この春の北陸新幹線の延伸で話題となっている敦賀は、古代からの歴史が幾層にも重なる町です。
松尾芭蕉は「おくのほそ道」で元禄二年(1689年)8月にこの地を訪れ、大宝2年(702年)に創建されたと伝わる氣比神宮の神事にちなんで次の句を詠みました。
「月清し 遊行のもてる 砂の上」
2017年の富山県滑川以来、久しぶりに旅先が「おくのほそ道」でつながりました。
氣比神宮は参拝者が途切れません。
敦賀湾に面した気比の松原は憩いの場です。
特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術
2024年5月19日
南青山の根津美術館で開かれている「特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術」に行きました。
今年も尾形光琳の「燕子花図屏風」を見ることができました。毎年見られることに感謝をしつつ訪れました。
今年の展示企画は、「燕子花図屏風」のデザイン性に着目し、日本美術をデザインの観点から見つめた作品が一緒に展示されていました。
燕子花はまだ咲いていませんでしたが、新緑がまぶしい庭園でした。