ルーベンス展
2019年1月10日
上野の国立西洋美術館で開かれていたルーベンス展に行ってきました。
バロックの巨匠としてたくさんの名画を残したルーベンスの、イタリアとのかかわりにスポットを当てた展示構成です。
イタリアとのかかわりという点では、古代彫刻のポーズから影響を受けたとことがわかりやすく解説されているのはとても勉強になりました。
神話画、宗教画ともルーベンスらしい作品がそろっていて見ごたえ十分です。
東山魁夷展
2018年12月25日
六本木の国立新美術館で開かれていた「東山魁夷展」に行ってきました。
この展覧会は、生誕110年を迎えた巨匠の10年ぶりの大回顧展ということで、会場はとても賑わっていました。
美術館のゆったりしたスペースを生かした展示室では、多くの人が絵の前に立ち止まってじっと見ていて、その様子は他の展覧会とは異なる雰囲気があります。
また、静けさをたたえた絵を見ていると、会場のざわざわした音が聞こえなくなるのが不思議です。
圧巻は、完成までに10年を費やした唐招提寺御影堂の障壁画です。実際の障壁画の様子が伝わる展示は、画のすばらしさを更に引き立ててくれるものでした。
「仏像の姿(かたち)」展
2018年12月20日
日本橋の三井記念美術館で開かれていた『特別展「仏像の姿」~微笑む・飾る・踊る~』に行ってきました。
今回の展示は、古来からの信仰の対象であった仏像について、特徴的な「顔」「装飾」「動きとポーズ」を持った仏像を、時代や場所を選ばず集めた企画です。
仏師の真摯な仏像への取り組みのなかに、遊び心とも思えるような仏像もあり、思わず微笑んでしまいました。近年になって模刻され彩色された仏像のコーナーの展示は貴重でした。
ピエール・ボナール展
2018年12月19日
六本木の国立新美術館で開かれていた「ピエール・ボナール展」に行ってきました。
ナビ派の画家として知られているピエール・ボナールの大回顧展で、オルセー美術館ほか国内外のコレクションが多数集結していて、昨年の「オルセーのナビ派展」の展示作品の再来日もありました。
本国フランスでは近年ナビ派の評価が高まっているとのことで、その高まりを身近で見られることに感謝しながら過ごす時間でした。
2018年度『蔵前特別賞』及び『蔵前ベンチャー賞』授与式と記念講演
2018年12月15日
母校の同窓会が主催する2018年度『蔵前特別賞』及び『蔵前ベンチャー賞』授与式と記念講演に参加しました。
毎年12月に授与式が行われており、2年ぶりに参加しました。今回、蔵前ベンチャー賞に選ばれた4社のうち2社が中国、1社がドイツからの学生・研究者のOBが起業したという点が特徴です。
蔵前特別賞に選ばれた㈱ぐるなびの滝久雄会長、三島良直前学長の講演もまたたいへん興味深く、すばらしいものでした。
記念講演後には交流会が開かれ、受賞者のお話を聞いたり、親交のある先輩や、私がアドバイザー登録をしている蔵前ベンチャー相談室の方とお話ができるのもまた楽しい時間でした。