徳川美術館展 尾張徳川家の至宝
2024年9月6日
六本木のサントリー美術館で開かれていた「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」に行きました。
御三家の筆頭として尾張徳川家で受け継がれ、明治期以降も散逸せずに守り抜かれたことはそれだけで価値があるように思います。
刀剣や茶道具、調度品などどちらかというと使うために作られたものから、12世紀の源氏物語絵巻のような鑑賞するために作られたものまで、貴重な品々を見ることができます。
内藤コレクション 写本 いとも優雅なる中世の小宇宙
2024年8月25日
上野の国立西洋美術館で開かれている「内藤コレクション 写本 いとも優雅なる中世の小宇宙」に行きました。
内藤コレクションについては以前にも触れましたが、今回はコレクションの大多数が展示されるということで期待をして出かけました。
聖書や詩編集、時祷書、聖歌集など印刷技術がなかった時代の中世ヨーロッパで発展してきた細密な写本を詳しい解説とともに見ることができました。まさに小宇宙ということばどおりです。
猛暑で前庭を歩く人はまばら。
常設展の途中で本館と新館に囲まれた中庭を見ながら休憩します。
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
2024年8月12日
竹橋の国立近代美術館で開かれている「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」に行きました。
TRIOとは、Tokyo、PaRIs、Osakaを組み合わせたもので、当館、パリ市立近代美術館、大阪中之島美術館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組んで展示するというおもしろい企画です。
作品数が多いこと、日本と海外の画家の作品がトリオで組み合わされていること、それぞれの美術館が誇る名作が展示されていることが本展の特長で、飽きることなく観ることができました。
デ・キリコ展
2024年8月4日
上野の東京都美術館で開かれている「デ・キリコ展」に行きました。
ジョルジュ・デ・キリコといえばマネキンを描いた作品がまず思い浮かびます。今回は、そのデ・キリコの大規模な個展で、初期から晩年に至る作品が集まっていて実に見応えがありました。
「形而上絵画(Metaphysical painting)」と呼ばれるジャンルを確立したデ・キリコはシュルレアリスムの先駆けとされますが、それだけにとどまらず、デ・キリコ自身が古典から印象派までの幅広いジャンルから大きな影響を受けたことが展示作品から良くわかり、一方で現代美術に与えた影響の大きさも良くわかりました。
内神田一丁目計画-その5
2024年7月26日
事務所の近くで進んでいる「内神田一丁目計画」の近況です。
鉄骨の組み立てが始まったことは6月13日にお知らせしたとおりですが、階数がだんだん高くなり、旧建物解体後に見えていた日銀本店や、JRの電車が鉄骨に遮られて見えなくなりました。とはいえ、2年以上にわたって日銀ビュー、電車ビューを楽しむことができたことに感謝。
日銀が見えていたころ。
見えていたころの日銀方面をズームしたところ。右に本館、左に新館が見えます。