シダネルとマルタン展

シダネルとマルタン展

2022年7月8日

 しばらく前に、西新宿のSOMPO美術館で開かれていた「最後の印象派、二大巨匠 シダネルとマルタン展」に行きました。
 19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍した画家、シダネルとマルタンの展覧会です。今まで名前は聞き覚えがあっても、作品と結び付けることができなかった二人ですが、その作品約70点をまとめて見ることができたおかげで一気に理解が進みました。
 二人が「最後の印象派」と称されていることは展示作品の色彩の表現からうかがえ、シダネルとマルタンのそれぞれに自分好みの作品を見つけることができました。
シダネルとマルタン展
 SOMPO美術館をいつもと異なる角度から撮影しました。強い日差しのせいかCGかジオラマのように見えます。
SOMPO美術館外観

スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち

2022年7月2日

 上野の東京都美術館で開かれている「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」に行きました。
 エディンバラにあるスコットランド国立美術館から、ラファエロやベラスケスといった”美の巨匠たち”の名作が多数来日しています。
 ルネサンスからポスト印象派までの西洋絵画の各時代の優れた作品を見られるほか、ゲインズバラやレノルズといったイギリスの画家、そしてレイバーンなどのスコットランドの画家の作品を見られるのはこの展覧会ならではでしょう。もちろん、ターナーコンスタブルの良い作品もあります。
スコットランド国立美術館展

沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」

2022年6月28日

 上野の東京国立博物館で開かれていた『沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」』展に行きました。
 沖縄県の本土復帰50年を記念して開かれたこの展覧会では、王国時代の王家に伝わる宝物、歴史資料、工芸作品を主として、他にも様々な文化財が展示されていました。
 特に、海洋国家としての中国大陸や朝鮮半島、東南アジアとの交易をうかがわせる展示品からはスケールの大きさを感じます。また、色彩に富んだ紅型や絣の衣装は、その繊細さと美しさに目を奪われます。
 琉球に関する展覧会へ行くのは、2018年のサントリー美術館以来ですが、知れば知るほど琉球文化の奥深さを感じます。
琉球展
撮影パネル
 快晴で庭園は真夏の陽光が降り注いでいました。
東京国立博物館庭園

大英博物館 北斎 -国内の肉筆画の名品とともに-

2022年6月18日

 六本木のサントリー美術館で開かれていた「大英博物館 北斎 -国内の肉筆画の名品とともに-」に行きました。
 葛飾北斎をテーマとする展覧会は数多く開かれていますが、今回は、大英博物館が所蔵する保存状態が極めて良い錦絵の数々、また、国内の美術館等が所蔵する貴重な肉筆画をまとめて見られる機会でした。
 特に還暦以降、最晩年までの北斎の優れた作品、北斎の影響を受けた絵師たちの作品を見ることができて、北斎の偉大さを改めて感じました。
大英博物館北斎

内神田一丁目計画

2022年6月12日

 私どもの事務所前の道路を挟んだ敷地で「内神田一丁目計画」のプロジェクトが進行中です。
 今から3年半後の2025年12月の竣工時には約5,100㎡の敷地に26階建ての複合ビルが建つ予定で、現在は基礎工事を行っている様子がうかがえます。
工事現場
 この計画では、首都高速の下を流れる日本橋川に人道橋がかけられ、丸の内仲通りから神田方面へ続く道とつながることで、大手町地区との一体感が強まるようです。
 下の写真は鎌倉橋から神田橋方面を望んだもので、左側の大手町と右側の神田を結ぶ橋が架かります。
日本橋川
 機会がありましたら、定点観測で様子をお知らせします。

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