旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―

旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―

2025年3月2日

 上野の東京国立博物館で開かれている『開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」』に行きました。
 来年開創1150年を迎える大覚寺の寺宝の数々が公開されている貴重な展覧会です。
 展示されている仏像や書、障壁画、刀剣などを通して、門跡寺院として続いてきた大覚寺の重厚さを知ることができました。
大覚寺展 パネル
春を待つ庭園です。
冬の庭園

内神田一丁目計画-その9

2025年2月23日

 私どもの事務所の近くで進んでいる「内神田一丁目計画」と一体で進んでいる新しい橋が姿を現しました。二年半前にはなかったものです。
 千代田区の公募により「仲通り散歩橋」と名付けられた橋はゆるやかなアーチを描いた構造で、完成すると歩行者専用の橋として大手町エリアと神田エリアをつなぎます。
仲通り散歩橋遠景
仲通り散歩橋拡大

唐ごのみ―国宝 雪松図と中国の書画―

2025年2月12日

 日本橋の三井記念美術館で開かれていた『唐ごのみ―国宝 雪松図と中国の書画―』展に行きました。
 三井家のコレクションのうち中国がテーマとなった絵画や書が中心です。展示の中には古い時代の拓本があり、これらの貴重なコレクションの来歴を知ることで拓本収集というジャンルがあることをはじめて知りました。
 メインの展示である円山応挙の「雪松図屏風」は約3年半ぶりに見ることができ、冬らしい空気を感じることができました。
唐ごのみ

オーガスタス・ジョンとその時代—松方コレクションから見た近代イギリス美術

2025年2月4日

 上野の国立西洋美術館で開かれている「オーガスタス・ジョンとその時代—松方コレクションから見た近代イギリス美術」展に行きました。常設展示の中にある小企画展です。
 オーガスタス・ジョン(1878-1961)の名は初めて知りました。展覧会の概要によると、イギリス画壇で独自の位置を占めたウェールズ出身の画家だそうです。
 本展は、そのオーガスタス・ジョンの初期の素描を中心とする展示で、同時代の画家たちの作品も展示されていて、イギリスの近代絵画への理解が深まりました。
オーガスタス・ジョンとその時代
昼の中庭だけでなく、ライトアップされた夜の中庭も雰囲気があります。
西洋美術館夜の中庭
 

儒教のかたち こころの鑑 日本美術に見る儒教

2025年1月22日

 六本木のサントリー美術館で開かれている「儒教のかたち こころの鑑 日本美術に見る儒教」に行きました。
 難しい思想というイメージがある儒教ですが、仏教よりも早く4世紀には日本へ伝来したそうです。江戸時代には朱子学が幕政で重んじられ、その後、明治維新を経た近代以降も日本人の思考に深い影響を与え続けている思想だと思います。
 今回の展示は、その儒教に関する襖絵、屏風、書など様々な作品が展示されていて、これまで無意識で接してきたものの中に儒教思想を見出すことができるという発見がありました。
儒教のかたち エントランス

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