円空仏
2025年3月29日
日本橋の三井記念美術館で開かれている「魂を込めた円空仏-飛騨・千光寺を中心にして-」に行きました。
円空展へ行くのは2013年の東京国立博物館以来ですから12年ぶりです。
今回の展覧会は飛騨・千光寺が所蔵する仏像を中心に多数の円空仏が展示されていて、『両面宿儺像』にも再会することができました。
その造形はほかの仏師とは比較できない独得のもので思わず魅入ってしまいます。また、詳しい解説は円空を理解するのにとても役立ちました。
歌舞伎を描く
2025年3月14日
丸の内の静嘉堂文庫美術館で開かれている『豊原国周生誕190年 歌舞伎を描く-秘蔵の浮世絵初公開!』に行きました。
展示は歌舞伎役者の浮世絵のうちでも幕末・明治に制作されたものが中心で、普段はなかなか観る機会がないものでした。展覧会のタイトルにもなっている豊原国周の作品も数多く見られます。
静嘉堂文庫美術館はほぼ2年ぶりです。
旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―
2025年3月2日
上野の東京国立博物館で開かれている『開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」』に行きました。
来年開創1150年を迎える大覚寺の寺宝の数々が公開されている貴重な展覧会です。
展示されている仏像や書、障壁画、刀剣などを通して、門跡寺院として続いてきた大覚寺の重厚さを知ることができました。
春を待つ庭園です。
内神田一丁目計画-その9
2025年2月23日
私どもの事務所の近くで進んでいる「内神田一丁目計画」と一体で進んでいる新しい橋が姿を現しました。二年半前にはなかったものです。
千代田区の公募により「仲通り散歩橋」と名付けられた橋はゆるやかなアーチを描いた構造で、完成すると歩行者専用の橋として大手町エリアと神田エリアをつなぎます。
唐ごのみ―国宝 雪松図と中国の書画―
2025年2月12日
日本橋の三井記念美術館で開かれていた『唐ごのみ―国宝 雪松図と中国の書画―』展に行きました。
三井家のコレクションのうち中国がテーマとなった絵画や書が中心です。展示の中には古い時代の拓本があり、これらの貴重なコレクションの来歴を知ることで拓本収集というジャンルがあることをはじめて知りました。
メインの展示である円山応挙の「雪松図屏風」は約3年半ぶりに見ることができ、冬らしい空気を感じることができました。