メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年
2022年4月22日 :税理士ブログ
六本木の国立新美術館で開かれている「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」に行きました。
ニューヨークのメトロポリタン美術館のコレクションのうち、ルネサンスから近代に至るまでの西洋美術史を理解するうえで重要な65作品が展示されていました。これは、メトロポリタン美術館で現在行われている改修工事のおかげです。
西洋美術史上、ルネサンス、バロック、ロココなど各時代様式の作家の作品のうちでも名品と言われるものが揃っているのは圧巻です。
ティツィアーノの『ヴィーナスとアドニス』の晩年作と考えられているバージョン、レンブラントの『フローラ』、フェルメールの『信仰の寓意』、だいぶ時代が下がってジェロームの『ピグマリオンとガラテア』は特にお薦めです。
フェルメールについては、上野の東京都美術館で開かれていた「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」において『窓辺で手紙を読む女』が展示されていて、同じ時期に別々の展覧会でフェルメールを見られるというなかなかない機会でした。