ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
2021年11月14日 :税理士ブログ
上野の東京都美術館で開かれている「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」に行ってきました。
オランダ・オッテルローのクレラー=ミュラー美術館からゴッホの優れた作品が多数来日しています。館名のクレラー=ミュラーは、館の創立者で、世界最大のゴッホ作品の収集家であり、初代館長でもあるヘレーネ・クレラー=ミュラーにちなんでいます。
展示作品は、ゴッホの画集に載っているような代表的なものばかりで、コレクションの厚みに圧倒されます。おかげで今まで感じたことのないゴッホの凄さを感じることができました。
また、本展では、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館からもゴッホの作品が来ています。なかでも『黄色い家』はゴッホの生涯でも重要な作品の一つで、幸運にも今回見ることができました。
さらに本展は「ゴッホ」を冠していますが、近代絵画の代表的な画家たちの優れた作品も見ることができます。近代美術史の重要作品とされているオディロン・ルドンの『キュクロプス』も見られるという盛りだくさんな内容でした。
東京都美術館については、昨年8月に三菱一号館美術館長を退任した高橋明也氏が10月に館長に就任していて、これからの展覧会に期待が高まっています。