THE北斎 -冨嶽三十六景と幻の絵巻-

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THE北斎 -冨嶽三十六景と幻の絵巻-

2021年10月19日 :税理士ブログ

 両国のすみだ北斎美術館で開かれていた「THE北斎」展に行きました。
 当館が所蔵する『冨嶽三十六景』と『墨田川両岸景色図巻』を中心とする北斎の作品100点を見ることができました。
 特に『隅田川両岸景色図巻』は、西洋画の影響が見て取れる肉筆画で、『冨嶽三十六景』などの版画とは全く違った印象を受けました。また、版木を火鉢の側面に使った『「桜に鷹」ほか四面版木火鉢』は、すぐそばに展示されている『夜に鷹』と見比べることで制作風景を思い起こさせてくれる興味深い展示品です。
 貴重な肉筆画は常設展示室でも見ることができます。
THE北斎展
 すみだ北斎美術館を訪れるのは初めてです。総武線の両国と錦糸町間の車窓から見えるのでずっと気になっていました。
 建物の設計は妹島和世氏によるもので、美術館建築では、金沢21世紀美術館やルーヴル・ランスの設計にかかわったことでよく知られています。
すみだ北斎美術館外観

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