もうひとつの江戸絵画 大津絵
2020年11月4日 :税理士ブログ
東京ステーションギャラリーで開かれている『もうひとつの江戸絵画 大津絵』展に行ってきました。
大津絵とは、江戸時代の初期から東海道大津宿周辺で量産された土産物で、これまでは歴史資料、民俗資料として取り扱われてきたそうです。
近代に入ると大津絵に美を見出した画家や収集家がこぞって収集をし、今回の企画ではこうして収集され、旧蔵歴が明らかな名品が展示されていました。中にはあの民藝運動の柳宗悦が集めた52点も含まれています。
初めて見た大津絵はそれほど多くない画題でいろいろなバージョンがあってその違いを楽しめました。また、素朴な表現に思わず頬がゆるむ作品もあり、多くの人に愛された理由がわかる気がします。
現在の大津には私どもの大津事務所があります。
見終えたあとはいつものとおり、東京駅を行き交う人を眺めます。