印象派への旅 海運王の夢
2019年7月3日 :税理士ブログ
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれていた「印象派への旅 海運王の夢-バレル・コレクション-」展に行きました。
スコットランドのグラスゴーにおいて海運業で財を成したウィリアム・バレル(1861-1958)が収集した多数の美術品は、その後、グラスゴー市に寄贈され、バレル・コレクションとして展示されているそうです。そのバレル・コレクションの改修工事のため、作品の国外への貸し出しが可能となり、今回の展覧会につながりました。
当時のグラスゴーはイギリス随一の開港都市として経済発展が著しく、美術品も多く集まったようで、経済の繁栄と美術が切り離せない関係にあることを改めて感じます。
今回の展示ではコレクションのうち印象派を中心として優れた作品が来日しました。マネの『シャンパングラスのバラ』などはとても良い一枚でした。