横山崋山
2018年12月10日 :税理士ブログ
少し前のことですが、東京ステーションギャラリーで開かれていた「横山崋山」展に行ってきました。
横山崋山は江戸時代後期の京都で活躍した絵師で、今まで名前さえ知りませんでしたが、今回の展覧会では多くのことを知ることができました。
たとえば、曽我蕭白に傾倒し、岸駒に入門したこと、没後しばらくは著名であったこと、その名が夏目漱石の『坊ちゃん』に登場したこと、明治時代に多くの作品が海外に渡ったことなどです。
確かな筆致による多彩な領域の作品群を見ることができたのに加え、幅が約30メートルにわたる「祇園祭礼図巻」に描きこまれた山鉾や人物の細密な描写には驚くばかりです。これからはきっと目にする機会が増えるでしょう。