琉球 美の宝庫
2018年9月15日 :税理士ブログ
六本木のサントリー美術館で開かれていた「琉球 美の宝庫」展に行ってきました。
15世紀に統一王朝が成立した海上王国として、以後400年以上にわたって東アジアでの交易で繁栄した琉球王国の美術品や工芸品を集めた展覧会です。
展示のジャンルは、彩りの見事な染織、中国の影響を色濃く受けた絵画、琉球国王尚家の貴重な文物、見事な細工の漆芸からなり、普段なかなか目にすることができないものばかりでした。
1470年の王国の成立から、1609年の薩摩藩の侵攻を受けての日本の幕藩制への組み込み、1868年の明治政府成立、廃藩置県による沖縄県の設置、1945年の沖縄戦での首里城などの破壊まで歴史への理解も深まる展示でした。