胆沢城跡にて
2013年10月27日 :税理士ブログ
休日に岩手県の胆沢城跡を訪ねました。
この地は、平安時代の初期、坂上田村麻呂が征夷大将軍として蝦夷の征討に派遣され、802年に律令支配の北限として城を築いたところです。その後、鎮守府がそれまでの宮城県の多賀城からこの地に移され、150年近く陸奥の拠点であり続けました。
現在は遺構のみで、周りは農地やリンゴ畑が広がり、北上盆地を取り囲む遠くの山まで見渡せます。
興味の赴くままに近くを散策すると、城の北と西が北上川に面し、天然の要害であったことがわかります。
当時の建物が遺っていないことがかえって想像力をかきたてます。