達谷窟毘沙門堂にて
2017年9月27日 :税理士ブログ
岩手県平泉町の達谷窟毘沙門堂を訪ねました。
窟(いわや)を構造の一部として建てられたお堂はまさに奇観です。
お堂の縁起によると、この窟に塞を構えていた蝦夷を、801年に征夷大将軍、坂上田村麻呂が征伐をした戦勝のお礼として毘沙門天を祀ったのがその始まりとのこと。
現在のお堂は創建以来5代目であり、焼失などがあってもその都度建て替えられ、その祭事は天台宗の達谷西光寺によってこんにちまで連綿と続けられていることに感嘆します。
2013年10月に訪れた岩手県の胆沢城跡もまた坂上田村麻呂ゆかりの地であり、東北各地に残る伝承の地を訪ねるのはなかなか良いものです。
境内にはヒガンバナが咲いていました。