生誕150年 板谷波山
2022年8月20日 :税理士ブログ
丸の内の出光美術館で開かれている「生誕150年 板谷波山-時空を超えた新たなる陶芸の世界」展に行ってきました。
これまでも美術館や博物館で展示されている葆光彩磁(ほこうさいじ)という特徴のある作品を通して板谷波山の名前は知っていましたが、このたび、生誕150年を記念するこの回顧展において、その生涯で制作された多数の作品を見ることで、えもいわれぬ形や文様、色彩の美しさ、表現方法の多彩さなど、作者の多くのことを知ることができました。
当館の創設者である出光佐三との親交を物語る作品もあり、たとえば作品『天目茶碗 銘 命乞い』は、とても興味深いエピソードをまとっています。
当館が新型コロナのために通算で約2年間休館していたこともあり、2019年8月の「唐三彩」展以来、約3年ぶりに訪れました。皇居方面の眺望の良さは変わっていません。