民藝の100年 柳宗悦没後60年記念展
2022年2月24日 :税理士ブログ
竹橋の東京国立近代美術館で開かれていた「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」に行きました。
現在ではあたりまえのように用いている民藝(民芸)という言葉は、実は「民衆的工芸」から生まれたということを本展で知りました。
民藝のルーツとなったのは今から約100年前に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化運動で、装飾性とは対極にあり、職人の手から生まれた日常の道具に美を見出し、その新しい美の価値観を唱え、その後現代まで続いてきた美意識や思想といわれています。
さまざまな展示物を見ることができますが、民藝が影響を受けた朝鮮時代や19世紀のイギリスの展示品を見ると、海外からも大きな影響を受けていたことがよくわかりました。