桃山-天下人の100年
2020年12月5日 :税理士ブログ
上野の東京国立博物館で開かれていた『桃山-天下人の100年』展に行ってきました。
安土桃山時代に花開いた壮麗な「桃山美術」を中心に、その前後を合わせた100年間の美術を概観できる展覧会です。
よくもここまでというほどの国宝、重文、そしてこれらに準ずる貴重な作品が数多く集められています。
100年というスパンの各年代の作品からは、戦国の乱世から江戸幕府による平和な治世への移り変わりを感じることができます。
展示は、屏風、障壁画、掛け軸、書簡、各種の茶道具、刀剣、具足など幅広いジャンルから成り、それらの来歴を知ることは好奇心をとても刺激するものです。
休憩所では狩野長信の国宝「花下遊楽図屏風」の高精細複製品を、本物では考えられない近い距離で見ることができました。