松方コレクション展
2019年9月22日 :税理士ブログ
上野の国立西洋美術館で開かれている「松方コレクション展」に行ってきました。
美術館の開館60周年を記念した展覧会では、松方幸次郎が1920~30年代にヨーロッパで蒐集した当館所蔵の作品のほか、第二次世界大戦中に散逸した作品の一部も展示され、多くの人で賑わっています。
展示では、購入の協力者たちの存在や、モネから直接購入したエピソードなど、コレクションの成り立ち、その後の散逸、焼失、接収といった数奇な運命を知ることができます。
当館設立のきっかけが、第二次世界大戦でフランス政府に接収され、後に返還されたコレクションの展示のためであったことを改めて思い起こすとともに、そのコレクションを日本で身近に見ることができる幸せをかみしめました。