三菱の至宝展
2021年9月1日 :税理士ブログ
丸の内の三菱一号館美術館で開かれている『三菱創業150年 三菱の至宝展』に行きました。
三菱の創業家である岩崎家が収集したコレクションを展示する特別展で、岩崎家ゆかりの静嘉堂と東洋文庫が所蔵する品々が展示されていました。
国宝12点という展示品のなかでも特に目玉といえる『曜変天目(稲葉天目)』は、昨年秋に静嘉堂文庫美術館で見て以来ですが、今回は低い位置に置かれた茶碗を上から見下ろすような展示になっていたため、茶碗の内側(「見込み」と言うそうです)の別の顔を見たような気がします。
同じく茶道具では『付藻茄子(九十九髪茄子)』という、義満、信長、秀吉、家康らが所持したといわれる茶入も展示されていて、茶の湯に疎い私でもコレクションの貴重さがわかります。
展示順路の途中に用意された、中庭の見えるベンチで休憩をします。
中庭は季節の花を楽しめます。
高知県安芸市には、三菱の基礎を築いた岩崎彌太郎の生家が修復保存されていて、写真は以前に訪れた時のものです。