三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions
2023年10月24日 :税理士ブログ
しばらく前のこと、千葉市美術館で開かれていた「三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions」展に行きました。
ここ数年は、千代田区の丸の内仲通りを中心にアート作品を屋外展示する「丸の内ストリートギャラリー」の展示作品として三沢厚彦氏の彫刻作品(青銅に着色)を見ることがありましたが、今回、その原型となる木造彫刻作品を見ることができました。
クマやゾウ、ヘラジカ、トラといった大型の動物から、ウサギやネコ、リスといった小型の動物まで、樟の彫像に彩色を施した作品が出迎えてくれます。すぐに気づくのは、会場が素材の樟の香りで満ちていることです。記録映像によると、これらは各地の美術館を巡回していて、会場のスペースに合わせていろいろなレイアウトで展示されてきたことがわかります。
作品のモデルは実在の動物にとどまらず、ギリシャ神話のキメラ(キマイラ)の彫刻もあって目を引きます。