ゲルハルト・リヒター展
2022年9月15日 :税理士ブログ
竹橋の東京国立近代美術館で開かれている「ゲルハルト・リヒター展」に行ってきました。
ドイツのドレスデン出身で、現代アートの巨匠として90歳になった今も制作活動を続けているゲルハルト・リヒターの60年の画業を振り返る展覧会です。
作品は、写真のイメージをキャンバスに描く「フォト・ペインティング」をはじめとして実に様々です。中には見る側が映り込む鏡面の作品もあります。また、つい昨年の作品で、紙にグラファイト(黒鉛)で描いたものが日記のように日付順に展示されているコーナーもありました。
会場はほとんどの作品が個人の利用目的で撮影が可能なため、観覧者があちこちで思い思いに撮影をしていました。もちろん、自分もその一人です。
リヒターについては、国立西洋美術館で『雲』という印象的な作品を見たばかりです。
また、今年は、同じ1932年生まれで現役で制作活動をしているフェルナンド・ボテロの展覧会も見ることができて、両方から高齢の画家の強い力を感じました。
近代美術館から大手町方面の眺めです。