クールベと海展―フランス近代 自然へのまなざし
2021年6月8日 :税理士ブログ
汐留のパナソニック汐留美術館で開かれている『クールベと海展―フランス近代 自然へのまなざし』展に行ってきました。
クールベといえば写実主義。そのクールベが描く自然や動物、海を題材とした作品が国内の美術館から多数集まりました。
特に展覧会のテーマともなっている「海」については、打ち寄せる波を写実でとらえた作品を同時に並べて見ることができるまたとない機会でした。
晩年はパリ・コミューンに参加し、破壊活動に加担したという罪で多額の賠償金を求められ、これをきっかけにスイスに亡命し、母国に戻ることはなかったそうです。亡命後もなお題材として波を求め続け、スイス時代に描かれた波の作品も見られます。
美術館からは、日本の鉄道発祥の地である新橋停車場を復元した旧駅舎を見ることができます。